全国平均から見た都市部の相場

標準的なお葬式は、一般的にいくらかかるのでしょうか?
日本消費者協会が平成22年に調査した全国平均額は、199万9千円でした。
物価の違いや習慣の違いなどにより地方によっても大きな差があります。
都市部はこの平均額より高額になっています。これに対して地方では平均よりも低額のことが多いです。
例えば、愛知・岐阜・静岡・長野・山梨の中部地区では、全国で一番高いエリアとなっています。反対に一番安い地域は、栃木・茨城・群馬・千葉の関東地域です。同じ関東でも、東京・神奈川・埼玉エリアでは料金が高く全国で2番目に高いエリアになっています。
これを踏まえたうえで、一般的な例としては、100名の仏式葬儀で、内、親族が10名、参列者が通夜振る舞いを受けて帰る地域と仮定して、平均的な葬儀費用は、だいたい200万円前後です。これに寺院費用のお布施と香典返しの費用が必要です。
その内訳は、まず、祭壇・棺・人件費などの「葬儀そのもの」にかかる費用(葬儀一式と称されることが多い)で約120万円前後。葬儀社の価格設定や祭壇飾りの内容により大きく上下します。
次に、会葬御礼品、通夜振る舞いや精進落しの飲食、斎場利用料、火葬料、霊柩車などの車両関係などの葬儀社が代行して行なうもの費用(実費や変動費と称されることが多い)で約40万円前後。これは参列者の人数や使用する斎場の利用料などに左右されます。 そして、寺院関連の費用が約40万円前後となります。

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