請求額のトラブル

葬儀のトラブルでは、葬儀の費用が問題になるケースが多いです。
内容としては、葬儀前に言われていた金額と葬儀後の請求額が違うというケースがもっとも多いようです。
葬儀前に言われていた金額が葬儀一式の金額として認識され、葬儀後に実費分が加算された請求額が当初の想定を大幅に上回る金額であるため、トラブルとなるようです。
ここで注意が必要なのは、葬儀社が一式の費用として提示するプランの内容を、依頼する側がしっかり理解しないまま葬儀のすべてが一式費用でできると思い込み、契約をしてしまうケースが多々あるということです。
基本的には、葬儀社でかかる費用(祭壇、棺、人件費等)のみが一式費用として提示され、それ以外の実費は葬儀社が受け取るものではなく、代行支払をしているという考え方があるから提示されないのです。(葬儀社の中には、まれに悪意があって、最小限の経費だけを提示して、その他追加でかかる費用の請求については小さな文字で記載した書面を見せる業者もいるようですが)
葬儀社でかかる費用以外のものとは、外部の式場を使ったときの使用料、火葬費用、料理とか返礼品の増加人数分追加で生じた費用、火葬場の係の人や霊柩車業者さんへの心づけ、宗教家へのお布施等で、いずれも葬儀社の売上となるものではなく、葬儀後に葬儀一式費用に上乗せされて、実費請求されるものです。
葬儀社側は競争が激しい中、多少でも費用を安く見せたいので、発生が予測される実費費用を除いて一式いくらという宣伝をしますが、依頼する側はそれを見過ごし、葬儀サービスの内容や料金についてよく理解しないままに葬儀業者と契約してしまうことによって、のちにトラブルとなってしまうのです。
本当に良い葬儀社ならば、そういった内容は事前に説明をしてくれて、想定される葬儀社以外の経費についてもアドバイスをしてくれます。
トラブルになる前に、良い葬儀社を選択することが重要です。

おすすめ記事ピックアップ

  • image01

    予約の取れない火葬場

    東京、首都圏では人口に対して、火葬場の施設が少ないために、常に火葬の待ち時間が発生している状態です。
    火葬場には、施設基準がなく、建設に関しては市町村にすべて任されているのが現状のため、現存する設備は戦後に出来た火葬場から最新の火葬場まで非常に幅が広く性能もまちまちです。その結果、特定の設備に予約が集中して待ち時間が発生するという悪循環に陥っています。

    続きを見る

  • image03

    参列者に通夜料理を振る舞う

    通夜振る舞いは、主に仏教で、僧侶の読経と弔問客による焼香の後、弔問客に対して食事や飲み物を供し故人を偲ぶ場のことを言います。特に関東圏、東京では、弔問客が式場で焼香した後に、係員が別室に案内し、寿司やオードブルなどの通夜料理とお酒などの飲み物を振る舞います。通夜料理は一口でも箸をつけることが供養になるとされていますので、弔問客は断らずに少しの時間でも通夜振る舞いに参加します。

    続きを見る

  • image02

    お香典をアテにしてはならない

    お葬式の費用は想定されるものと、想定以上にかかるものとが積みあがって、多額の費用負担となります。その葬儀費用支出に対して、一般葬におけるお香典は収入となりますので、費用支出の補てんに期待を寄せることになります。
    しかし、全額を支出補てんのあてにできるわけではありません。お香典が通夜振る舞いや香典返しで終わることもあり得ます。

    続きを見る